横断幕の生地の選び方|ターポリン・メッシュターポリン・トロマットの違いを解説
イベントや店舗の販促、スポーツ応援などで活躍する「横断幕」。
せっかく作るなら、使用環境にぴったり合った生地を選びたいですよね。
今回は、横断幕でよく使われる3種類の生地——ターポリン・メッシュターポリン・トロマットの特徴と選び方をわかりやすく解説します。
目次
1. ターポリンとは|屋外使用に強い定番素材

ターポリン(Tarpaulin)は、ビニール素材(PVC)でできた丈夫な生地です。
表面がツルツルしており、発色がよく、耐久性にも優れています。
特徴
- 防水性・耐候性が高い:雨や風に強く、屋外使用に最適
- 発色が鮮やか:写真やグラフィックデザインもきれいに印刷可能
- しっかりした厚み:しなやかさと強度のバランスが良い
こんな用途におすすめ
- 屋外イベントの横断幕
- 店舗の外壁・フェンス用バナー
- 学校行事・スポーツ大会の応援幕
💡ポイント:強風の場所では少しバタつきやすいため、風抜けを考慮するならメッシュタイプがおすすめです。
2. メッシュターポリンとは|風抜けの良い軽量タイプ

メッシュターポリンは、ターポリンに小さな穴が開いた“風を通すタイプ”の生地です。
風圧を逃がすため、バタつきや破れを防ぎやすく、屋外での長期設置に適しています。
特徴
- 通風性◎:強風エリアでも破れにくい
- 軽量で扱いやすい:設置・撤去も簡単
- やや透け感あり:近距離より遠目で見るデザイン向き
こんな用途におすすめ
- 工事現場の仮囲い・足場幕
- フェンスやビル壁面の大型横断幕
- 屋外スポーツイベント
💡ポイント:細かい文字や写真よりも、大きなロゴ・シンプルなデザインが映えます。
3. トロマットとは|屋内イベントや応援幕に最適な布素材

トロマット(Tromatt)はポリエステル製の厚手の布生地です。
しなやかでシワになりにくく、軽量なので持ち運びも簡単。
特徴
- 布ならではの柔らかさと高級感
- 折りたたんで収納可能(ターポリンは折ると跡がつきやすい)
- 屋内向け・短期屋外向け
こんな用途におすすめ
- 屋内展示会・説明会・イベントブース
- 学校や部活動の応援幕
- ステージ背景や室内装飾
💡ポイント:長期屋外使用には不向きなので、屋内イベントや短期間使用におすすめです。
4. 3種類の比較表
| 生地名 | 素材 | 特徴 | 主な用途 | 耐候性 | 発色 | 通風性 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ターポリン | PVC(ビニール) | 丈夫で防水・発色が良い | 屋外全般 | ◎ | ◎ | ✕ |
| メッシュターポリン | PVC(ビニール・穴あり) | 風に強く軽量 | 工事現場・屋外大型幕 | ◎ | ○ | ◎ |
| トロマット | ポリエステル(布) | 柔らかく軽い | 屋内イベント・応援幕 | △ | ◎ | ○ |
5. 用途別のおすすめまとめ
- 長期間屋外で使うなら → ターポリン or メッシュターポリン
- 風の強い場所に設置するなら → メッシュターポリン
- 室内イベントや持ち運び重視なら → トロマット
6. まとめ:目的に合わせた素材選びで、横断幕の効果を最大化!
横断幕の生地選びは、「どこで」「どのくらいの期間」「どんな印象で」使うかがポイント。
ターポリン・メッシュターポリン・トロマット、それぞれの特性を知っておくことで、より美しく・長持ちする横断幕を作ることができます。
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